CMでもよく見かけますが「タッチ決済」ってどういったことができるのでしょうか?
コンタクトレス?タッチ決済?
クレジットカードの国際ブランドであるVISA、Master、American Express(Amex)、JCBがそれぞれ定めているのがコンタクトレス決済です。
それぞれ英語の場合はVisa Contactless、Master Contactless、というようにContactless、非接触という言葉が使われています。
ところがVisaは国内では早いうちから「タッチ決済」という言葉を使ってマーケティングをしていました。結果的に国内ではこちらの言葉のほうが広まり、今ではAmexもJCBもタッチ決済という言葉を使っています。
コンタクトレス、というのはちょっと分かりづらいかもですね。
タッチ決済のメリットとは?
タッチ決済のメリットは、ひとえに非接触であることです。クレジットカード決済の場合、昔はカードを店員に渡して決済していました。これがICカード搭載になって、端末に挿入するだけになりました。
タッチ決済の場合は、挿入さえ不要で、これによってカード番号を盗まれるスキミングなどのリスクも減ります。
また2020年以降は新型コロナウイルスのパンデミックで接触することが忌避される状況もあり、決済時にどこにも触れないタッチ決済のニーズはあると思います。
また、タッチ決済の場合はクレジットカードそのものも不要になり、Apple Watchなどに内蔵されているNFCにタッチ決済用の情報を書き込み、これでコンビニ店頭などでも決済できるものがあります。
タッチ決済も最終的にはクレジットカード決済なのですが、カードレスでも決済できる、という風になってきています。